このバソプレシンの放出が高齢になると減ってしまうの

このバソプレシンの放出が、高齢になると減ってしまうので、夜に何度もトイレに起きてしまって睡眠のリズムが崩れ、しっかりと睡眠をとれないという研究結果が近頃発表され、脳科学の学問の世界では注目されました。なので、子供同様、大人も疲れを翌日に残さないために睡眠は大切なのです。
ですが、徐々に年をとるとなかなか寝付けない、眠れない、夜中に起きる、と訴える人が増えてきています。今までの調べでは、仕事を終え、日中の運動量が少なくなり疲れていないせいではないか、と思われていました。だけれども、ここ最近では高齢者の不眠に関して耳新しい事実がわかってきました。
一般の人は眠っている間は尿量は僅かに調節されています。
それは、脳の「下垂体」というところから「バソプレシン」という抗利尿ホルモンが昼に比べ夜に多量に分泌され、尿量を少なくするよう浸透圧を操作しているからです。深夜眠りについている間には、脳にある下垂体より成長に関わるホルモン分泌が行われるため、格段子どもにとってはしっかりと睡眠をとる事は重要です。「寝る子は育つ」とよく聞きますが、これは脳科学的観点からも正解なのです。